森への畏怖 「朽ちる器」特別展示  

大益牧雄さんの紹介記事を追加しました。

大益牧雄木工展に
「朽ちる器」を特別展示させていただけることになりました。

丹後半島の味土野、大益さんの工房を訪ねた時に、
雪の重みで倒木した山桜に出会いました。

山桜は、苔が生え、朽ちて静かに横たわっていました。

朽ちた木から制作した器作品をご高覧いただけると幸いです。

ご来場お待ちしています。

展示内容
朽ちた山桜オブジェ 1点

朽ちる器 4点 

大益牧雄 木工展(轆轤) 
       森への畏怖「朽ちる器」特別展示 企画ふしみの芽

日時 2014年 12月2日(火)~12月7日(日)
    11時~19時(最終日17時まで)
場所 銀座煉瓦画廊 
    東京都中央区銀座4-13-18
    03-3542-8626

↓ 銀座煉瓦画廊のホームページ 
http://ginzarengagarou.com/exhibition/2014/oomasu.php
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大益牧雄さんを紹介している記事
毎日新聞 憂楽帳 塩田敏夫さん 2010年2月4日

味土野
木工ろくろ師、大益牧雄さん(61)は
丹後半島の山中の味土野で暮らす。
今、積雪1,5メートル。
道すがら何カ所も雪崩跡があった。
本能寺の変後、明智光秀の娘 細川ガラシャが
幽閉された地だ。

宮城県出身。東京で書店の倉庫番をはじめ、さまざまな仕事をした。
作家の上野英信さんと出会い、福岡・筑豊へ。
そこで大工の手伝いをしていたが、木の魅力にとりつかれる。
住民が集団離村した味土野に移り住んで30年。
漆は、木から育て、ろくろから塗りまですべての工程をこなす。
暖はいろりの火だけ。
「野垂れ死にするだろう」と笑う。

最初に訪れた時、木を削る作業中だった。
木くずにまみれながら指は血がにじんでいた。
個展前の殺気立った表情に息をのんだ。
先日、庭先でわなにかかったイノシシを振る舞われた。
脂身が数十センチも燃え上がった。
一気にかぶりついた。
唇がやけどして大吟醸をがぶ飲みした。

詩と俳句を愛する。
東京・新宿の焼き鳥屋でたまたま隣り合わせた俳人の川崎展宏さんを
師と慕う。工房には昨年11月に亡くなった師の句があった。
「塗り碗が都へのぼる雪を出て」

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by menat | 2014-12-02 09:55 | ふしみの芽